浅尾拓也投手(30)が19日、3年連続の大減俸を受け入れた。4500万円ダウンの年俸1億2000万円で契約更改。ピークだった12年の2億7500万円の半分以下になった。

 11年のMVP右腕もこの3年は肩や肘の故障もあって不振続き。今季は特に6試合連続失点など、22試合で防御率6・16の屈辱を味わった。

 一方でこの秋はブルペンで力強い球を投げており、フォームの改善も順調。かつての絶対的セットアッパーは「いい成績だった当時とは年齢も体も違う。理想を高く求めすぎず、その年に合った力を最大限に出す投球をしたい」と静かに決意を込めた。