阪神3年目の伊藤和雄投手(24)が20日、西宮市の球団事務所で契約更改交渉を行い、100万円増の600万円でサインした。

 昨オフ育成契約となったが、今年4月にわずか半年で支配下登録に復帰。2年ぶりの1軍マウンドでプロ入り最多の6試合に投げた。だが5月初旬の降格後は2軍暮らし。今オフは体力強化がテーマになる。「自分の投球をすれば上でも通用すると分かった。でももっと長く、1年間活躍したい」。東京国際大時代は元広島監督の名将・古葉竹識監督(78)に学び、11年ドラフト4位で入団。来季の大ブレークを目指す。(金額は推定)