南国で再起を期す。楽天永井怜投手(30)が26日、来年1月の自主トレを初めて海外で行うと明かした。

 詳細な場所は伏せたが「暖かいところでやります。そっちの方が体が動くので、決断しました」と明かした。

 この日、仙台市内の球団事務所で契約更改交渉を行い、900万円ダウンの2800万円でサインした。今季は5試合しか登板できず、しかもプロに入って初めて先発がなかった。大幅減俸を「覚悟してました」と受け止めた。

 かつて、岩隈、田中と先発3本柱を担ったが、ここ4年は不本意な成績が続く。初の海外トレは「来年は先発1本で勝負をかける」という決意の表れだ。「またローテに入れるように。輝きを取り戻せるようにしたい。球の状態は、だいぶ戻ったので、それを磨きつつ、9回、10回、12回と投げられる体力を作りたい」と言った。(金額は推定)