楽天は19日、本拠地コボスタ宮城で進めている改修工事の概要を発表した。

 総工費約10億円をかけ、主に球場外周に手を加える。次の4点。

 (1)敷地正面に幅11・2メートル、高さ6・4メートルのウエルカムゲートを新築する。(2)球場正面広場に大型グッズショップを新築し、店内に球団創設からの足跡を追うパネルや記念品を展示する。(3)三塁側の外周に多目的ドームを新築する。(4)一塁側の1階に、主に年間シートオーナーを対象としたVIPレストランを新築する。

 大石幸潔スタジアム部長(38)は「これまでも、お客様には試合日を楽しんでいただけるよう努めてきた。今回、施設としての受け皿をつくり、さらに楽しんでいただきたい」と狙いを説明。来季開幕前の来年3月下旬の完成を目指す。