ロッテ福浦和也内野手(39)とサブロー外野手(38)がオーナーを務める少年硬式野球チーム「千葉幕張ベースボールクラブ」のセレクションが11日、QVCマリンの室内練習場で行われた。

 千葉県を中心に、96人の新中学1年~3年生が申し込んだ。監督は、国学院久我山、木更津中央(現木更津総合)、江の川(現石見智翠館)などを率いた楠井克治氏(59)が務める。セレクションを終えた楠井氏は「大成功だった」と満足げ。チームの目指す方向について「理想としては、最後はプロ野球選手になって欲しい。教員をやっていると、プロは二の次になる。今日は、教員の立場ではなく、プロ野球選手を育てる立場。プロがダメでも、野球を通じて社会人をつくっていきたい」と話した。

 13日に合格者50人を発表し、17日にも練習をスタートする。