阪神は17日、兵庫・西宮市内の鳴尾浜球場で阪神・淡路大震災の黙とうを行った。

 正午、ドラフト1位の横山雄哉投手(20=新日鉄住金鹿島)ら新人5人や北條や横田ら若手ナインが参加したほか、グラウンドキーパーらもグラウンドに整列して実施した。高野球団本部長は「被災地が復興してこそ今日がある。ここにいる選手が勇気を与えられるよう、感謝の念を忘れずにやってほしい」と話した。

 発生した95年当時、同本部長は球団広報を務めていた。「甲子園は、つぶれたと思いました。野球をやれているのは、いろんな方にお世話になっているから」と回想していた。