今季取得した国内FA権を行使せず、残留を決めた広島栗原健太内野手(29)が30日、広島市内のマツダスタジアムで契約交渉に臨み、4000万円増の年俸1億6000万円プラス出来高払いで更改した。今季は春先こそ不調だったが次第に調子を上げ、8、9月に球団の野手では初となる2カ月連続の月間MVPに輝いた。全試合に出場して打率2割9分3厘、17本塁打、87打点の好成績を挙げた。1年契約となり、現時点ではチーム内でトップの年俸。「これだけもらっていれば結果を出さないといけない。しっかりと引っ張っていけるよう、やっていきたい」と気合を込めた。(金額は推定)