<東都大学野球:国学院大2-1中大>◇第3週2日目◇21日◇神宮

 国学院大が9回2死二、三塁から6番真部雄斗内野手(2年=鎌倉学園)の左前打で2-1と中大にサヨナラ勝ちし、1勝1敗のタイとした。0-1の9回、1死から代打山崎俊外野手(4年=世田谷学園)が安打で出塁し、代走の橋本茂樹外野手(2年=天理)が盗塁。完封ペースだった中大・島袋洋奨(ようすけ)投手(1年=興南)を攻め立て、2死二、三塁から5番村上直也内野手(3年=近大高専)の左前打で同点とし、島袋を引きずり降ろした。

 投げては阿部拓也投手(4年=日大山形)が、1被弾こそしたが11三振を奪い3安打完投。今季初勝利を挙げ「今日はリラックスして投げられた。去年の秋も中大戦で完封していたので、自信はありました」と笑顔だった。