<東都大学野球:東洋大2-1中大>◇第5週最終日◇6日◇神宮

 東洋大が延長10回、2-1で中大にサヨナラ勝ちした。10回1死三塁、1番小田裕也外野手(4年=九州学院)が中前打を放ち、開幕6連勝を決めた。「自分で決めようと思っていました」と初球をはじき返し、胸を張った。

 中1日で先発したエース左腕の藤岡貴裕投手(4年=桐生一)は、10安打を浴びながら10三振1失点と粘り強く完投、通算20勝目を挙げた。「自分としては調子は最悪。今日は野手に助けられました」と振り返った。

 東洋大は17日からの青学大戦で連勝すれば、2季ぶり16度目の優勝が決まる。