<全日本大学野球選手権>◇10日◇準々決勝◇神宮

 4強が出揃った。連覇を目指す東洋大(東都)が、道都大(札幌学生)を10-0(8回コールド)で下した。4番戸田大貴内野手(3年=前橋工)の満塁本塁打など10安打で圧倒。先発の藤岡貴裕投手(4年=桐生第一)は7回を投げ13奪三振無失点だった。

 九州共立大(福岡6大学)は7-5で富士大(北東北)を破った。3-5で迎えた9回表1死満塁から木森恭平内野手(1年=明豊)が右前に2点同点適時打。さらに1死一、三塁から宮平卓外野手(3年=浦添商)が勝ち越しの中犠飛を打ち上げた。この回5安打を集中し、4点を奪って逆転勝ちした。

 準決勝は11日、神宮球場で九州共立大-東洋大、元プロ野球指導者同士の対戦となる東京国際大(東京新大学)-慶大(東京6大学)が行われる。