プロOBが大学生に技術指導を行う冬季特別トレーニングが6日、川崎市の巨人室内練習場で行われた。篠塚和典氏(54=日刊スポーツ評論家)堀内恒夫氏(64)鹿取義隆氏(54)西山秀二氏(44)ら巨人OB5人が、東海大・伏見寅威(とらい)捕手(3年=東海大四)ら大学生58人にプロの技を教えた。

 篠塚氏から打撃指導を受けた伏見は「もっと難しいことを言われるかと思ったけど、基本を丁寧に教えてくれ、ためになった」と感謝した。堀内氏から体重移動について教わった東洋大の右腕、佐藤翔太投手(3年=東洋大姫路)は「右足の体重の乗せ方が分かりやすく、自分のためになった」と、ブルペン投球で指導の効果を実感していた。