<首都大学野球1、2部入れ替え戦:日体大8-0桜美林大>◇3日◇サーティーフォー相模原

 1部最下位の日体大が2部優勝の桜美林大に連勝し、1部残留を決めた。左腕の川上武大投手(4年=都城西)が散発3安打完封。打っては6回2死から、富岡壮馬主将(4年=鳥栖商)の3ランなど6連打6得点で一気に突き放した。

 川上は公式戦完投自体が初めて。以前は5回前後で降板が主だったため「正直6、7回は肩が疲れてしんどかった。一番つらいときに点を取ってくれて助かった」と笑顔を見せた。これで創部史上初の2部降格は阻止。昨春は1部で優勝しているだけに、富岡も「やっと秋の優勝を狙えるスタートラインに立てた」と安堵(あんど)していた。