<東都大学野球:亜大4-1中大>◇第3週第2日◇25日◇神宮

 亜大・山崎康晃投手(3年=帝京)が2試合連続の完投勝利を挙げ、チームに2つ目の勝ち点をもたらした。

 8回に連打を許し完封こそ逃したものの、被安打はわずかに4本で1失点。序盤に打線の援護も受けて危なげない103球の完投だった。

 もっとも本人に喜びの笑顔はなかった。「後半球威が落ちて(1点を)取られた。三振もとれない課題の多い試合になりました」。生田勉監督(47)も「点差が開いたからよく見えた。もっと緩急をつけていかないと。勢いだけで投げている」と厳しかった。