野球指導者講習会が17日、千葉・幕張メッセで行われ、元ヤクルトの宮本慎也氏(44=日刊スポーツ評論家)が、同志社大の2学年先輩で「ミスターアマ野球」こと日本生命元監督の杉浦正則氏(46)と対談した。

 「戦術・戦法」について約1時間の講演が行われ、質疑応答でタイブレークについての質問を受けた宮本氏は「甲子園につながる大会でなければいいと思います」と言及した。

 「タイブレークが入れば、タイブレーク用の練習をしなければならないからです。高校生は技術の練習をたくさんやって伸びる時期。良いとか悪いとかではなく、もったいないかなと思います。例えば、軟式野球のように、延長15回が終わったら16回から始めるのはどうなのでしょう。あとは、プロ野球にタイブレークを入れたら面白いのでは」と、展開した。