フリーエージェント(FA)権を取得している横浜三浦大輔投手(34)が6日、権利行使について熟考の姿勢を見せた。早ければ10日にFAの申請期間が始まるが、横須賀のベイスターズ球場での練習後「悩んでいる最中。何も決まっていない。納得するまで考える?

 もちろん」と話した。球団とは交渉を重ねているが、「こんなに一生懸命、考えるのは一生に1回かも」と苦笑いするほどだった。

 同じくFA権を有する相川亮二捕手(32)はこの日、横浜市内で球団首脳と交渉した。すでに権利行使の意向を示しているが、村上チーム運営部門統括は「日本シリーズが終わったら返事をすると言われた」と、この日が申請期限前としては最後の交渉となった。