新年早々、真弓阪神フィーバーだ!

 阪神百貨店の梅田本店(大阪市内)で2日、新年の初売りが行われ、福袋などを買い求める客でにぎわった。行列は約4000人にも及び、9時30分の開店予定を30分前倒し。限定500個販売の「阪神タイガースショップ福袋」(5000円)は、過去最速で整理券配布を終了する人気ぶりだった。

 主力選手の直筆サインを含むグッズ計14点が詰まった「阪神タイガースショップ福袋」の行列先頭は、1日午前2時ごろから並んだ徹夜組。500枚の整理券は当日午前7時40分に配布終了となった。販売状況に多少の違いはあるが、これは18年ぶりにリーグ優勝した03年の翌年、04年の同7時50分を10分更新する、過去最速記録となった。

 今年は昨年まで初売りで販売されていた、甲子園公式戦ペアチケット引き換えハガキ付きの「阪神のスペシャル福袋」(1万円、限定1000個)が12月上旬にオンラインショッピングで完売。その影響もあり、全体の行列人数約4000人は過去最高を記録した昨年の約4500人には届かなかったが、スピード面で記録を更新。同百貨店販売促進統括部は「これだけ寒い中、上々の売れ行き。ファンの方々からの期待の表れですね」と笑顔。真弓新監督の采配、若手の台頭を楽しみにするファンも多く、早くも新生阪神への期待の高さが表れた。

 [2009年1月3日12時45分

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