中日井端弘和内野手(33)が、来季のフルイニング出場に向け「家庭人宣言」だ。19日、立浪、井上、荒木、浅尾とともに名古屋第一赤十字病院を慰問。トークショーで昨年12月にテレビ朝日の河野明子アナ(30)と結婚したことについて「プロに入って12年間、ずっと家庭でご飯を食べていなかったので、とりあえず1年くらいはちゃんと家に帰ろうと思っています」と話した。

 生涯の伴侶を得て意識が変わった。河野アナは3月末でテレビ朝日を退社予定。「これからは近くで少しでも力になれれば」と話している。井端も外食を控え、栄養管理の行き届いた愛妻の手料理で体調を整えるつもり。トークショーでは河野アナのハートをつかんだ理由を「ケガをして会う時間が多かったから」とジョーク交じりで話した。

 病院慰問後は、自主トレのため中部国際空港からグアムに出発。昨年痛めた左ひざについて「不安はもうない。グアムではうまくいけば全力疾走できるかも。それが無理でも7、8割くらいの力で走れれば大成功」と話した。ケガをしない体を作り、愛妻と二人三脚で昨年途中で途切れた連続試合出場に再挑戦する。【福岡吉央】

 [2009年1月20日11時38分

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