ロッテ井口資仁内野手(34)がメジャー流「アーリーワーク(朝練習)」導入で若手選手に手本を見せる。25日、千葉市内のホテルで入団会見を行い背番号6のユニホーム姿を披露した。「ようやく実感がわいてきました。5年ぶりに日本に戻ってきて、もうひと花咲かせたい」と意気込んだ。

 春季キャンプではメジャー時代のアーリーワークを実践する。「向こうでは毎朝6時半からウエート、ティー打撃を一通りやっていた。一概にどちらがいいとは言えないが、練習するに越したことない」と強調した。30日にキャンプ地の石垣島に到着後、施設に早朝オープンを交渉する。石垣市職員は「通常9時30分開始だが要望があれば検討する」と、バレンタイン監督政権下で初の朝練習が実現しそうだ。

 昨年は、西武がキャンプからアーリーワークを導入し打力を強化して日本一に輝いた。今年はロッテが井口流のアーリーワークでV奪回の基盤をつくる。

 [2009年1月26日8時24分

 紙面から]ソーシャルブックマーク