ソフトバンクのドラフト5位摂津正投手(26=JR東日本東北)もフリー打撃に初登板した。松田には31スイングで安打性の当たりを8本、小斉には31スイングで13本、とミートされたが、摂津本人は冷静だった。「抑えようとして投げてません。どこに投げたら打たれるのかを確かめたかった。結果は気にしていません」。中継ぎの即戦力として期待のルーキーらしく、自慢の制球力を生かして、あえて「打撃投手」に徹した。
打撃ケージの後方から見守った田之上投手コーチは「コントロールが良かったですね」と評価したが、実は摂津の狙い通りだった。「とにかくストライクを投げようと。そこがセールスポイントですから」。単に打たれるだけでなく、プロのレベルも実感した。松田との対戦では「主力でしたし、懐の深さを感じました」とマウンドでプロの打者の雰囲気も感じ取った。工夫を凝らす摂津の姿を高山投手コーチは「ブルペンでも一生懸命投げてるし、必死にやるのは大事。そうしなきゃ1軍には残れないんだから」と認める。シート打撃、紅白戦、段階を踏むごとに、摂津も結果を求めていく。
[2009年2月7日10時18分
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