右太もも裏の肉離れでリハビリ中の横浜村田修一内野手(28)が、早ければ21日の2軍戦で実戦復帰する可能性が出てきた。13日、横浜市内の病院で磁気共鳴画像装置(MRI)検査と筋力測定を行い、検査画像上でほぼ問題がないと診断された。今週1週間は様子を見て、最短で来週21日のイースタン・リーグ西武戦(ベイスターズ)で代打などでの復帰を目指す。

 故障直後の3月下旬の診断では全治6週間で、5月初旬から中旬にかけての実戦復帰を目指していた。だが江川チーフトレーナーは「回復が予定よりも10日から2週間ぐらい早い」と説明。14日に村田はリハビリ担当コーチと実戦復帰の時期などのスケジュールを話し合う。

 ただ、検査結果を聞いた大矢監督は「ここからが大事。交流戦まで行くようならDHがあるので分からないが、守れるようにならなければ1軍には上げないと思う」と、完治を最優先させる考えを変えていない。

 [2009年4月14日8時10分

 紙面から]ソーシャルブックマーク