2軍調整中だった横浜工藤公康投手(45)の中継ぎ調整が始まった。21日、イースタン・リーグ西武戦(ベイスターズ)で7回から中継ぎ登板。直球は最速143キロをマークし、1回を3者凡退に抑えた。17日からの楽天3連戦(山形)で2戦の登板を予定していたが、首を寝違え回避。この日「首は大丈夫」と話し、22日の同戦(横須賀)でも連投テストを行う予定となった。

 1軍では三浦、グリン、小林、寺原、マストニー、ウォーランドと先発ローテーションが確立されている。ブルペンでは抑えの石井をのぞき、那須野しか左腕がおらず、工藤に白羽の矢が立つこととなった。調子を落とした先発陣が出てきた場合は、先発に復帰する見込み。28年目の大ベテランがフル回転への準備に入った。

 [2009年4月22日8時29分

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