阪神沼沢正二球団本部長(51)は11日、新型インフルエンザ感染に関する問題について、慎重に対処していく姿勢を示した。この日、都内で開催されたセ・リーグ理事会で地元で感染が確認された場合、ジェット風船で唾液(だえき)が飛び散る可能性などが話題になったが、同本部長は「各方面に影響があるので推移を見守っていく。政府から何らかの制限があった時点で考えます」と冷静に話した。球団はチームに手洗い、うがいの励行を徹底。粟井一夫甲子園球場長は「あまり過剰に反応しない。ただ、政府、当局から指示があればすぐに対応できるシミュレーションはしている」と話した。

 [2009年5月12日8時26分

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