<横浜7-12西武>◇6日◇横浜

 横浜が今季ワーストタイの6連敗を喫した。先発はエース三浦のスライドではなく、中5日の小林太志投手(26)だったが、これが大誤算。西武片岡にゲーム初球を安打にされると、暴投と四球で危機を迎え、結局1回に4失点。3被弾など、3回7失点でKOされた。

 田代監督代行は試合後の第一声で「代えるよ」と小林の2軍降格を明言した。ストライクが入らず、苦し紛れの甘い球を打たれるという繰り返しに我慢がならなかったようで、「(ピンチでも)割り切って投げないと。立ち上がりが悪いのも自分で考えないと、プロでメシを食っていけない」と厳しく言い放った。

 前回登板のオリックス戦では8回3失点と好投した小林だったが、期待に応えられず「実力不足です。(中5日は)決まっていたことで、いいわけにはならない。下(2軍)でやり直してきます」と肩を落としていた。【高宮憲治】

 [2009年6月7日9時49分

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