低迷するオリックスに頼もしい“戦力”が加わる。2軍コーチに降格した佐々木修前投手チーフコーチ(46)に代わり、チーム一の大声とハイテンションを誇る米村理トレーニングコーチ(50)が19日、1軍コーチ登録され、20日中日戦からベンチ入りする。

 「いつも通り頑張るだけや!

 オレが入って負けたらアカンな!」。毎日の練習で選手にハッパをかけまくり常に声がガラガラ。19日は練習場所のナゴヤ球場まで約5キロをただ1人走って準備?

 も完了。コーチ枠の関係で後方支援に徹してきたが、沈みがちなベンチのムードを一変させるには適役といえる。

 住友ヘッドコーチは「こういう状況やから、ヨネみたいな存在は頼もしいな」。かつて声を出しすぎてポリープができたこともある下山は「僕も負けないくらい声出しますよ」と“共闘”を誓った。大石オリックス浮上の第1歩は声から始まる?

 [2009年6月20日11時5分

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