阪神ドラフト2位の柴田講平外野手(22=国際武道大)が、ウエスタン・リーグで高打率をキープしている。35試合に出場し、打率3割4分7厘、2本塁打。「プロの投手は社会人と全然違ってキレがある。でも少しずつ対応できるようになってきました」と充実感を漂わせる。ただ、50メートル5秒7の俊足を誇りながら、まだわずかに4盗塁。「自分には(盗塁の)技術がない。ただ、リードの幅を少し広くして、スチールする時に体が起き上がる(悪い)感覚もなくなってきた」。同期でドラフト3位上本は9盗塁を記録しているだけに「負けられない」と燃えている。

 [2009年6月23日11時37分

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