ソフトバンク杉内俊哉投手(28)が今季初の3試合連続完投で、昨季の悪夢を振り払う。27日の西武戦(西武ドーム)に先発する。チームは昨季、交流優勝後のリーグ再開2戦目(楽天戦)から7連敗を喫した。リーグ最下位に沈む一因にもなった鬼門の一戦をチームはエースに託した。左腕はここまで12試合登板し、7勝1敗、防御率は1・97と絶対的な安定感。交流戦MVPにも選出された左腕はパ・リーグとの対戦に「交流戦とやることは変わらない。あまり考えてないようにする」と相変わらずのマイペース。25日に約40球のブルペン投球を行った。26日はランニングなど軽めの調整。練習後は県営大宮野球場の更衣室で1人豚汁を食べ、試合開始前に1人宿舎へ戻った。

 [2009年6月27日11時31分

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