<横浜4-6広島>◇16日◇横浜

 広島は初顔合わせの横浜の新助っ人を苦心の末KOし、逆転勝ちした。広島もランドルフを3年前から補強リストに挙げていたため、VTRは豊富にあった。持ち球などを分析し、選手にも見せて“予習”は完ぺきなはずだったが、攻略には苦労した。おまけに、そのランドルフに来日初打席本塁打を許した。ヒットは4本だけ。12三振を奪われたが、7回1死から、連続四球を選んでKO。代わった木塚からアンディ・フィリップス内野手(32)が逆転3ラン、栗原健太内野手(27)がこの2発目となる15号ソロで突き放した。マーティー・ブラウン監督(46)は「やはりいい投手だね。打撃がいいのも知っていたんだが」と笑顔だった。

 [2009年8月17日11時41分

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