<ウエスタン・リーグ:阪神3-5ソフトバンク>◇23日◇甲子園

 阪神秀太内野手(32)が23日、甲子園球場で引退試合に臨み、15年間のプロ生活に幕を下ろした。ウエスタン最終戦のソフトバンク戦に「2番二塁」で先発出場。2安打し7054人のファンを喜ばせた。「こんなに応援してもらっていたんだな、と思った」。ただ7回には悪送球が適時失策となり決勝点を献上。スーパーサブの最後の試合は良くも悪くも「主役」だった。試合後、同僚から4度胴上げされ「今日で終わりだが、やり残したことはない。違う道をがんばりたい」。駆けつけた元同僚のオリックス浜中らに見守られ、現役に別れを告げた。

 [2009年9月24日11時48分

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