<横浜4-10ヤクルト>◇6日◇横浜

 横浜工藤公康投手(46)は本拠地ファンの最後の声援に応えられなかった。8回1死二、三塁で登板したが、青木に同点打を浴び、続くガイエルに2ランを打たれ負け投手となった。「声援に応えられなくてすみません」と悔しがった。降板の際、持っていたボールを少し見つめた後、ボールボーイにポイッと投げた。ラスト登板の記念球だったが「持っていてもしょうがない。自分の気持ちを打ち消すように投げた」と振り返った。

 [2009年10月7日8時24分

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