今季全日程を終了したロッテが、8日に新体制を発表する。西村徳文ヘッドコーチ(49)が監督に昇格し、投手コーチに西本聖氏(53=日刊スポーツ評論家)が就任する。江川卓氏とともに巨人の一時代を築き、ドラフト外入団投手では最多の165勝の記録をもつ。巨人退団後は中日、オリックスでもプレー。現役引退後の03年には阪神の投手コーチも務めた。経験、実績ともに申し分のない同氏が新生ロッテの屋台骨となる。

 打撃コーチは、ダイエー(現ソフトバンク)時代に井口を育てたBCリーグ石川ミリオンスターズ監督の金森栄治氏(52)が就任。またヘッドコーチ候補に挙がっていた日本ハム福良淳一ヘッドコーチ(49)は梨田監督続投が決まったことを受けてチーム残留が決まり、獲得を断念した。

 [2009年10月8日9時16分

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