ロッテ橋本将捕手(33)が10日、昨年取得した国内移籍可能なFA権を行使し、他球団への移籍を目指すことを正式表明した。千葉マリンで会見を行い、「捕手として出場する機会がほしいというのが一番」と説明した。数年前まで同年齢の里崎と併用で起用されていたが、今季は守備機会が35試合に減少。指名打者での出場が多かった。「捕手として試合をつくる楽しみを味わいたい。里崎に負けているつもりはない」と、新天地を探す意向だ。

 横浜が獲得に興味を示していることには「ありがたい」と前向き。ロッテ瀬戸山球団社長は「残留もありだが、ひとまず様子を見ます」と話すにとどまった。

 [2009年11月11日8時33分

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