ロッテの新キャプテン西岡剛内野手(25)が、飲酒で補導されたドラフト3位、八重山商工・大嶺翔太内野手(18)を救済する。12日、都内のホテルでファン300人を集めてトークショーを行った。終了後、大嶺翔について「球団が入団を取り消すということになれば、選手側として入団させる方向に持っていきたい。やったことは許されることではないが、本人が一番後悔していると思う。少年の夢を奪わないよう球団に頭を下げます」とおとこ気を見せた。

 自身も若い時に失敗し、そこから立ち直った経験がある。「クビにするのは簡単だけど、入団してプロの地獄を見せる方が大切」とプロ野球の世界で立ち直らせるつもりだ。そのためのフォローも欠かさない。大嶺翔の目標とする選手として自身の名前を挙げられていることもあり「入団したら僕たちがサポートしないといけない。やりやすい環境で迎えてあげたい」とバックアップを約束した。

 [2009年12月13日7時27分

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