阪神に新加入した城島健司捕手(33)をめぐり、在阪テレビ各局が専用カメラの新設を検討していることが23日、分かった。今季のオープン戦開幕戦となる2月27、28日のオリックス戦を放送予定の関西テレビは「例年よりもカメラ台数を増やす計画をしている」と話す。昨年までカメラ9台だったが、城島が出場すれば、専用カメラを外野に新設する意向という。

 また、2月13、14日には宜野座と名護で日本ハムとの練習試合が予定されている。13日の今季初対外試合を放送するABCテレビは「城島選手の注目度は高く、準備はしないといけない」。14日の試合を放送する毎日テレビもカメラ新設の可能性を探っている。この流れは公式戦に入っても終わりそうになく、猛虎ナインをリードする城島が、敵チームだけでなくテレビカメラにも“徹底マーク”されることになりそうだ。

 [2010年1月24日7時22分

 紙面から]ソーシャルブックマーク