ソフトバンク小久保裕紀内野手(38)が、オープン戦全試合出場を視野に入れた。29日、福岡ヤフードームでキャッチボールやティー打撃を行うと、オープン戦について「去年は多すぎた。去年の半分くらいがちょうどいい。今年は14試合?

 それくらいがちょうどいいね」と話した。

 昨年はチーム24試合のうち18試合に出場した。今季オープン戦はチーム14試合が組まれており、3月20日にシーズン開幕が早まったことで、自身の調整ペースと完全にマッチしているようだ。チーム最年長のベテランながら、ここまでの調整も「痛いところはどこもない。それが一番だね」といたって順調だ。

 新スタイルでの出場も決めている。今季からユニホームのズボンのすそをひざ元まで上げるオールドスタイルに変更。「もう、それで(ユニホームなども)発注したよ。ムネ(川崎)に大絶賛されたよ」とニッコリ。打撃では、ミートポイントを投手寄りにする打法に取り組んでいる。「(打撃)投手の球を打つのは2月1日から」。新打法の完全習得にも、オープン戦出場機会が多いに越したことはない。

 [2010年1月30日11時41分

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