日本ハムのダルビッシュ有投手(23)がキャンプ中に“一時離脱”する可能性を示唆した。沖縄・名護での合同自主トレ最終日となった30日、紗栄子夫人(23)が出産間近であることから、キャンプ中に子どもが生まれた場合は、休日を利用して一時帰宅する考えを持っていることを明かした。

 2月の前半には第2子が誕生する予定で、梨田監督からも出産の際に帰宅を容認されているが、あくまでもチームの練習を優先。キャンプ期間中に夫人が出産した場合には、時間があれば休日を利用してわが子との対面も計画中だ。「チームの練習中に帰ることはないと思います。帰るとすれば休みの日に帰ります」。

 言い換えれば調整の順調さの裏返しとも言える。前日の29日には、今年初めて捕手を座らせて投げ込み「予定通りです」と話した。キャンプ地から離れることも故障からの回復や調整がうまくいっているからこその行動ともとれる。この日は、キャッチボールと遠投のみで投球フォームを確認。その後はノックやウエートトレーニングなどで4時間汗を流した。

 [2010年1月31日10時28分

 紙面から]ソーシャルブックマーク