現役を引退した赤星憲広氏(33)が1日、評論家として阪神キャンプ地の宜野座を訪れた。スーツ姿で真弓監督らにあいさつし、ナインと旧交を温めた。赤星氏は志半ばでの引退に「みんなと戦いたい」ときっぱり。「僕自身(現役時代の調子が)悪い時、誰かに助言を求めたいこともあった。どう見える、赤星?

 と聞かれた時には答えられるようにしたい」と陰のコーチ役を約束した。また、「Ring

 of

 Red」~赤星の輪を広げる基金~の設立を発表した。盗塁数に応じて車いすを寄贈してきた活動を、引退後も手法を変えて継続する。赤星憲広公式ホームページにネット募金箱を設置するほか、甲子園球場などにも募金箱を設置。収益金を財源に車いすを購入して贈呈する。

 [2010年2月2日11時52分

 紙面から]ソーシャルブックマーク