国際野球連盟(IBAF)のリカルド・フラッカリ会長が7日、那覇市内で加藤良三コミッショナーと会談し、五輪での野球復活へ協力を要請した。同コミッショナーは「野球の水平線を広げていくのはいいこと。自由な意見を言い合った」と話した。昨年12月に就任した同会長はIBAF管轄の大会にプロ選手の参加が重要と訴えた。中旬には米大リーグ首脳とも会談し、協力を求める。会長はまた、昨年IBAFが主催したワールドカップと、大リーグなどが主催のWBCが同年開催となったことから、世界への普及を目的に両大会の開催年を双方で調整したい意向も示した。

 [2010年2月8日7時45分

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