巨人のドラフト1位ルーキー長野久義外野手(25=ホンダ)が13日に実戦デビューすることが11日、正式に決まった。若手組のB班の紅白戦に「3番右翼」で出場する。「4番三塁」で出場する昨季のドラフト1位ルーキー大田泰示内野手(19)と新旧ドラ1タッグを組み、今キャンプ初の実戦に臨む。

 この日は1日限定でB班の練習に参加。フリー打撃を視察したOBで野球評論家の張本勲氏(69)から内角球への対処法やグリップの握り方など修正点を指摘され「修正できれば打率3割、25本塁打はいける。素材はいい」とエールを送られた。今キャンプ最初のシート打撃も行い、投手強襲安打を放った。ただ「教えてもらったことをしっかりやりたい。結果じゃない」と姿勢はぶれなかった。

 13日の紅白戦は6イニング制。主力組のA班から長野、大田、さらに寺内、市川が参加。長野、大田の対戦相手は中井が「3番三塁」、田中が「4番一塁」で主軸を担う。中井、田中ともキャンプはB班スタートだが、ドラ1コンビとの対戦で1軍入りへアピールする。【古川真弥】

 [2010年2月12日8時32分

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