今季初のMK競演だ!

 ソフトバンク松中信彦外野手(36)と小久保裕紀内野手(38)が21日、肩を並べてフリー打撃を行った。A組(1軍)はサンマリンスタジアムで巨人戦を実施。それでもキャンプ地・生目の杜運動公園には1万8000人のファンが集結。そんな中、リハビリ組の松中と居残り組の小久保が「ON」に負けない盛り上がりを与えた。

 前日20日に術後初となるフリー打撃を行った松中が、小久保の隣の打撃ケージに入った。先輩に触発されたのか75スイング中16本の柵越え。「ファンサービス?

 まだそんな余裕はないですよ」。最後の10スイングはマスコットバットから試合用のバットに持ち替え、右中間などに3発を放り込みスタンドを沸かせた。

 小久保は50分近く打ち続けた。「(練習試合で)誰もいなかったから」と、1クールに1回行っている特打を敢行。松中が隣に入ったのは開始から30分が過ぎたあたりだったが、負けじと最後までフルスイングを続けた。競演については「ヘトヘトでそれどころじゃなかったよ。最後の方は酸欠状態やった」と振り返っていた。

 [2010年2月22日11時19分

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