<横浜5-6西武>◇16日◇横浜

 横浜はビデオ判定に振り回され、接戦を落とした。1回、内川聖一内野手(27)の右中間への一打は本塁打と判定されながらも二塁打に覆り、5回西武中村の左翼ポール際の微妙な打球は当初の判定通り本塁打とされた。13日のロッテ戦ではビデオによる逆転裁定で福浦に代打満塁弾を献上。1試合2度のビデオ判定も初めてだが、1週間で3度もあれば尾花高夫監督(52)が「こっちが二塁打で向こうが本塁打。そういうところがこういう試合になった原因」とぼやきたくなるのも分かる。6連敗と借金8は今季ワースト。流れは最後まで横浜に傾かなかった。

 [2010年5月17日8時49分

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