<広島7-10西武>◇25日◇マツダスタジアム

 広島岸本秀樹投手(27)が、08年に横浜から移籍後、初の先発を任された。青木高ら左腕の先発が予想された中、西武の思惑を見事に外した。しかし、横浜時代の06年10月15日中日戦以来、約4年ぶりの先発マウンドは、甘くなかった。3回2死満塁で、西武中村に豪快なグランドスラムを被弾。この日練習開始直後に先発を言い渡されたという岸本は「中継ぎと一緒のつもりで、1イニングずつ投げるつもりだった。難しい?

 力んでしまったのかもしれない」と、チャンスを生かせず肩を落としていた。

 [2010年5月26日10時52分

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