中日和田一浩外野手(38)が28日、休日返上でランニングを行った。主力には休日が与えられていたが、ナゴヤドームでのピックアップ練習に飛び入り参加。若手野手らとともにランニングやバランスボールなどで体をほぐしてから、遠征先大阪に向かった。「苦しい状況なんで、上2つを追いかけていくためには、直接対決で頑張らないと」と話した。

 阪神戦は今季ここまで9試合で打率4割3分3厘、3本、8打点と、セ・リーグ5球団で一番相性がいい。約2カ月ぶりの対戦に「1日1日なんで、それはやってみないと分からない」と慎重な姿勢は崩さなかったが、気合十分。首位打者の座こそ阪神マートンに明け渡したが、それでも打率3割4分8厘と好調をキープしており、4番のバットに期待がかかる。

 [2010年6月29日10時36分

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