財政難にあえぐ野球の関西独立リーグは6日、兵庫県内で4球団による代表者会議を行い、株式会社の運営母体をNPO法人とする方針を正式決定した。来季開幕までの法人化を目指し、11日に始まる後期リーグの運営は紀州球団の木村竹志代表が持っているNPO法人に業務委託。各球団は今後も株式会社を維持する見通しで、木村代表は「プロ野球という位置付けは変わらない」とした。現在3チームで給与が全額カットとなっている選手との雇用形態は、各球団の方針に委ねられた。

 [2010年7月7日9時15分

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