ソフトバンクが15日、楽天戦の雨天中止を受け、次カードのオリックス3連戦(京セラドーム)の先発に大隣憲司投手(25)、和田毅投手(29)、陽耀勲投手(27)の3投手を立てることを決めた。この日先発予定だった大隣が16日の初戦にスライド。2戦目(17日)は予定通りに和田が先発。先発枠が空いていた3戦目(18日)は初戦登板が予定されていた陽耀勲が回ることになった。9連戦であれば先発投手不足だっただけに、秋山監督は「9連戦が消えたな。投手のことを考えるといいと思うよ」と前向きにとらえた。

 この日、ブルペンで捕手を立たせたままピッチングした大隣は「この3日間は雨の予報もあったし、自分のやるべきことは変わらない」。今季オリックス戦は1試合投げ、5回2/3を投げ6安打3失点で黒星を喫している。「相性どうこうとかやってみないと分からない。(強い)気持ちを持って投げる」。6月6日以来の復帰マウンド。スケジュールは1日ずれたが、流れを呼び込む投球を目指す気持ちは変わらない。

 [2010年7月16日9時57分

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