ロッテ西村徳文監督(50)が作家デビューする。初の著書を出版することが23日、分かった。しかも2冊!

 リーグ3位からスローガンの「和」を合言葉に、下克上での日本一に導いた同監督の手腕が、ビジネスシーンにも参考になると評価され、1冊はビジネス書。もう1冊は、ドラフト5位でプロ入りし、監督まで上り詰めた半生をつづる自叙伝という。

 球団関係者は「こんなにいっぱい依頼が来るとは。驚いています。日本シリーズ後に一気に殺到しました」と話すように、10前後のオファーが相次いだという。その中から、2冊の制作を受諾し、前日22日から横浜市内のホテルにこもり、缶詰め状態で執筆活動を開始した。年内の完成を目指すという。西村監督は「これだけ依頼があって出版できることは大変光栄です。ファンの方に、少しでも自分のことを分かってもらえればと思っています」と話している。

 [2010年11月24日7時37分

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