「ひちょりラーメンマン」が中華街で大暴れ。FAで日本ハムから加入した横浜森本稀哲外野手(29)が11日、横浜中華街の媽祖廟(まそびょう)で3500人を集めた公開入団会見を行った。金の獅子舞から飛び出してきた森本は「中華街なので、これしかない」と人気漫画キン肉マンのラーメンマンのコスプレ姿。笑いと拍手に迎えられ、緊張気味の表情が一気に緩んだ。

 混乱を避けるため会場前の道路が封鎖されたほどの大観衆。気をよくしたのか「ラーメンマンと分かってもらえなかったら、人がいなかったらどうしようと心配だったけど、プレーに不安はありません」とトークもさえ渡った。

 この日、3年総額3億6000万円(金額推定)で正式契約した。日本ハム時代もパフォーマンスで鳴らしたが、満足度は「今までで一番」。自画自賛の入団会見で名実ともに横浜の一員になった。「開幕で巨人に3連勝。それが次のパフォーマンスです」。ひちょり劇場の第2幕は来春3月25日に開演する。

 [2010年12月12日8時28分

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