中日の新外国人ジョエル・グスマン外野手(26=オリオールズ傘下2A)が1月31日、髪形を七変化させると珍公約を掲げた。
G砲が髪形でもファンの注目を集める。フリー打撃で推定140メートルの場外弾を放つなど、ケタ違いのパワーをみせつける。ただ、魅力は怪力だけではない。ビジュアルでもファンを楽しませる考え。シーズン中も変幻自在のヘアスタイルで驚かせるつもりだという。
「調子によって髪形を変えることが好きなんだ。調子が悪くなったときなんかは特に。これまでもいろいろやったよ。アフロもしたことがあるし、髪を編み込んだこともある。これからもやっていくよ」。
来日時はひげをたくわえた短髪姿で空港に降り立った。それから3日後、1月30日の自主トレでは後頭部にひし形の髪を残し刈り上げる奇抜な“ダイヤモンドヘッド”を披露。196センチの大きさとパワーだけではなく、見たこともない髪形で度肝を抜いた。
「この髪形はボクがサッカーが好きだから。ブランコに(元ブラジル代表の)ロナウドみたいにしてもらった。気に入っているよ」。
ドミニカ共和国出身選手はブランコ、ネルソンら複数人いる。中でもグスマンのファッションはひときわ目立っている。午前中は日本人選手がオフを楽しむなか、ブランコらと北谷球場に併設する室内練習場で汗を流した。両耳に1つ2000ドル(約16万円)もする大きなピアスが光っていた。
「これかい?
ダイヤモンドだよ。そう頭のダイヤ(ひし形の髪の毛)と合わせて3つのダイヤさ。良いだろう?」。
日本人にはやや理解に苦しむファッションセンスだが、本人は大のお気に入り。怪力だけではない。ビジュアルでもファンを楽しませる。ロン毛、モヒカン、はたまた丸刈りにサラサラの七三分け!?
七変化するG砲の頭に注目だ。【桝井聡】
[2011年2月1日11時51分
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