日本野球機構(NPB)の規則委員会は、8日までに投手用グラブのルール徹底を各メーカーに通達した。最近グラブのウェブ(網の部分)に柄やマーク類を入れて改造している投手が増えており、野球規則1・17「マーク類を刺しゅうする場合、親指に近い部分の縦、横3・5センチ以下に限定する」という規則の厳守を求めた。関係者は「最近乱れていたので原点に戻って規制した。ウェブの柄については半年間の猶予期間を設け、オールスターまでに改善してもらう」と話した。グラブの糸やヒモをグラブと同色系に統一する規則についても来年から徹底する。