左脇腹を痛めてリハビリ中の日本ハム・ドラフト1位斎藤佑樹投手(22)が、今週末にもブルペンで立ち投げをすることが18日、分かった。全治2~3週間と診断されていたが、違和感がなくなるほど順調に回復し「来週中にはブルペンに入りたい」と、本格投球解禁に向け意欲を見せた。その前に、マウンドの傾斜の感覚を取り戻すため、ブルペンで立ち投げを行う。

 この日、キャッチボールを見守った関根投手コーチは「本人が来週にも(ブルペン投球をしたい)というなら、逆算して週末には立ち投げで確認しないと」と見通しを話した。この日もキャッチボールを行ったように平地では問題ない斎藤も「傾斜のあるところではわからない」。その不安を払拭(ふっしょく)するための立ち投げになる。今日19日は休日で、20日から復帰へ向けペースアップしそうだ。