<ヤクルト2-0横浜>◇18日◇神宮

 拙攻が響いて横浜の借金は25に膨らんだ。好機でボール球に手を出し、制球が不安定だったヤクルト赤川から1点も奪えず。4回1死一、二塁の場面では、送りバントではなく強攻策を指示したリーチが併殺打に倒れるなど、采配も裏目に出た。前日は投手陣が9点のリードを追いつかれ、この日は打線が無得点。ファンの怒号が飛び交う中、クラブハウスへ引き揚げた尾花高夫監督(54)は「(赤川の制球が)バラバラだったから(狙い球が)絞りきれなかった」と、肩を落とした。